第56回「京の冬の旅」非公開文化財特別公開について-2022年

はじめまして、こちらのブログでは京都観光に関する情報を随時発信しています。
ホテルでフロントスタッフとして勤務している間も時間があればこちらのブログ記事を書いています。皆様の京都観光の参考になれば幸いです。

毎年恒例で楽しみにされている方も多い、「京の冬の旅」キャンペーンが第 56 回目を迎えます。
今回の冬の旅キャンペーンは「京都に見る日本の文化」を題材に「建築の美」「茶人ゆかりの禅寺」をテーマとなっています。

定期観光バスやタクシーで巡る特別コースなど京都の歴史や文化を体験できる特別体験プラン(事前予約が必要)やコロナ渦でも安心してお楽しみいただける催しを多数用意されているようです。

新しい京都観光に向けた共同宣言に基づいて、コロナ以前の観光課題でもある一部の観光地における混雑・渋滞・マナー違反などが生じていましたが、以前のような状況にならないよう、市民生活と京都観光が持続できるようsdgs 達成に向けて取り組むこととし、早期の観光事業の回復を図るようです。

JRグループの駅や車内などではポスターやパンフレットが掲示されていて、それを見るだけでワクワク・ドキドキしてしまし、今にも旅行に行きたくなってしまいます。

今回のキャンペーンでは、コロナ感染拡大防止のおける観光スタイルを踏まえた新しい企画が充実しています。非公開文化財を手軽に巡ることができるように事前予約優先が実施されます。混雑時間を避けた時間を予めWEBにて予約することで「密」をさけるよう工夫されていますので安心です。

キャンペーンについて

今回は「建築の美」と「茶人ゆかりの禅寺」をテーマとし,通常非公開の文化財を期間限定で特別公開いたします。高度な技によって受け継がれてきた,文化財の宝庫・京都が誇る国宝・重要文化財級の「建築の美」と,利休や有楽斎,織部など茶人ゆかりの寺院を中心に,「京の冬の旅」初公開の文化財を含む14箇所での特別公開です。※インターネットでの「事前予約優先」で公開します(予約なしでも当日受付で空きがあれば拝観いただけます)。

●公開期間:令和4年1月8日(土)~3月18日(金)
●公開時間:午前10時~午後4時30分(午後4時 受付終了)
●料  金:1箇所 800円
※公開期間・時間・料金は公開箇所により異なります。
詳しくは「京の冬の旅」イベントガイドブックを御参照下さい。

●公開箇所:
・智積院 密厳堂・三部権現社・求聞持堂は「京の冬の旅」初公開
・東福寺 法堂・東司
 法堂「京の冬の旅」初公開,東司「京の冬の旅」15年ぶりの公開
・大徳寺 大光院 京の冬の旅初公開
・西陣 興聖寺 「京の冬の旅」40年ぶりの公開
・仁和寺 御殿・庭園 「京の冬の旅」18年ぶりの公開
・東本願寺 御影堂門 「京の冬の旅」初公開
・醍醐寺 三宝院 「京の冬の旅」27年ぶりの公開  等 計14箇所

第55回「京の冬の旅」非公開文化財特別公開について-2021年

このブログは、「京湯元ハトヤ瑞鳳閣」のスタッフブログです。

創業70年、京湯元ハトヤ瑞鳳閣グループは京都駅前のホテル運営・和食レストラン4店舗を展開。

京都を観光されるお客様に安心と満足をご提供いたします。

今回ご紹介するのは・・・「京の冬の旅」。

延期されていました「京の冬の旅」が3月1日より順次開始されることとなりました。

毎年京都では、年明けの1月10日前後から通常では拝観できない「京の冬の旅」非公開文化財特別公開が催されます。

毎年拝観できる寺社仏閣が変わり、通常非公開の文化財が期間限定で特別公開さるので、毎年この特別公開を楽しみに京都へ来られる観光客の方も多く人気があります。

目次

食事付き「京の冬の旅」特別拝観プラン

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ハトヤ瑞鳳閣グループの京料理「花ごころ」では「京の冬の旅」特別拝観と昼食がセットになったプランをご用意しております。

今回の食事付き「京の冬の旅」特別拝観プランは、慶長8年(1603年)、尾張藩の家老・石河光忠が父の菩提を弔うために建立した妙心寺の塔頭寺院での拝観と、京料理「花ごころ」で京のおばんざい御膳をお召し上がりいただけます。

江戸時代再建の客殿と書院のほか、庫裏、表門の4棟が京都府の文化財に指定。

本尊・釈迦如来像を祀る客殿には、江戸時代末期から明治初期にかけて活躍した漆芸家で蒔絵師の柴田是真が20代の頃描いた襖絵72面が残ります。

愛らしい猿を描いた「滝猿図」や中国・唐代の武将を題材にした「郭子儀図」「稚松図」「山水図」など、部屋ごとに異なる題材で、下間前室の「四季草花図」では向日葵が描かれているのが珍しいです。

2020年に4月には、柴田是真が残した下絵を元に、宮絵師・安川如風が3年がかりにで描いてきた40種類以上の「花の丸」の襖絵18面が完成予定で、今冬が初公開となります。

拝観期間延長に伴い、本プランも販売延長いたします。

2021年3月5日(金)公開開始~4月11日(日)まで延長

※3/1~4・19~21・29は終日拝観休止、4/11は13:00~の公開となります。

今年公開の寺社仏閣

  • 方広寺
  • 智積院
  • 東福寺 三門
  • 東福寺 龍吟庵
  • 大徳寺 聚光院
  • 大徳寺 瑞峯院
  • 妙蓮寺
  • 龍安寺 蔵六庵・「芭蕉図
  • 仁和寺 金堂・五重塔
  • 妙心寺 大雄院
  • 東寺 五重
  • 東寺 小子房


※各催しにつきましては、場所によって実施期間が異なりますので、事前にご確認ください。

京の冬の旅について

春夏秋冬、四季折々の雰囲気を楽しめる京都ですが、私が好きなのは、冬の京都です。

人気シーズンは全国から多くの観光客が訪れますが、冬の京都ならいつもは混雑している有名観光エリアも比較的人も少なく、ゆったり・ゆっくりと過ごせます。

普段はみることのできない京都の文化財を御覧いただける貴重なイベントでもある「京の冬の旅」は毎年恒例の非公開文化財の特別公開です。

行政として日本に初めて京都市に「観光課」が設置されてから90年となる記念の年となりました。

ぜひとも、ピーンと張りつめた冬の京都をお楽しみください。

今年は新型コロナウィルス感染拡大の影響で途中開催を中止しておりましたが、再開となりました。

日程につきましては、事前に「京の冬の旅」公式サイトをご覧いただければと思います。